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「愛をください」とは?

2000年放送ドラマ「愛をください」。
芥川賞作家の辻仁成氏がドラマの脚本に初挑戦した作品!
主演は菅野美穂、全12話放送。

児童養護施設で育ったヒロイン・遠野李理香は、愛を知らない女の子。18歳の時、施設での虐待や、世間からの差別から逃げるため自殺しようとしたところ、長沢基次郎という見知らぬ男性に助けられる。
日中は保育園の保母として働き、夜は下北沢でストリートライブを行っている李理香だが、そのライブで月密中也という青年と出会うことで、李理香に変化が起こる。

遠野李理香(菅野美穂)は、保育士になって3ヵ月の新米である。同僚の進藤未明(原沙知絵)と伴に、保育園で忙しい日々を送っていた。
李理香には両親がいない。通信教育で資格を取ったという頑張り屋だったが、そこに至るには父親に捨てられたも同然というつらい過去もあった。そしてとうとう「みんなの幸福が羨ましい」と3年前、自殺を試みていたのだ。
その時、助けてくれたのが、長沢基次郎(江口洋介)であった。彼が提案した文通という手段に元気付けられてきた。李理香は、基次郎への手紙にだけは自分の気持ちを素直に出せるのだった。
保育園でも「親子の愛情は分かっていない」「若いから父親に色目を使っている」と、心無い中傷や誹謗が、同僚や親たちから飛んだ。未明から「私は味方だから」と励まされるが、李理香の愛を求める心は抗し難く、園児の父親の源太(杉本哲太)と関係を持っていた。そこには幸せを求める自分がいた。
夜、街角で歌うことで心を癒している李理香の前に現れたストリートミュージシャン・月密中也(伊藤英明)。場所とりでもめたのがきっかけで話すようになった二人だが、李理香も中也には憎まれ口を平気で言えるのだった。そして、源太と同じように園児の父親で、大人の魅力がする葛井昴(陣内孝則)とも出会う。
李理香はまた、基次郎宛に手紙を書いた。「孤独に溺れそう。だから必死に他人の幸福にしがみついてしまうんです」。李理香は、それを思い出しながら、昴(陣内孝則)と食事を共にし、酒を飲んだ。すがりついてこようとする昴をするりとかわし、路地の光の中に佇み、虚空をにらみつける李理香だった・・・。

李理香(菅野美穂)は、「理性を持って生きて下さい」と訴える基次郎(江口洋介)の手紙を思い出しながら、昴(陣内孝則)が誘われて食事に出掛けた。李理香は、自分は高校卒業まで児童養護施設にいたことなどをを伝える。その際、「先生は幸福ですか?」と、李理香はつい、尋ねてしまう。昴の答えは「多分、幸福な部類に属するのだと思う」。
翌朝、李理香はホテルの部屋で目を覚ました。昴の寝顔を見ながら養護施設時代の遊びを思い出していた。家族ごっこである。
李理香は、基次郎に手紙を書いた。「また別の男性と関係を持ってしまいました。自分の肉体を男の欲望の中に浸すことで、自分が生まれてきたことへの恨みを晴らしているかのようです。不快にさせてしまいましたが、本当のことだけを書くという約束は守っています。」
その日、李理香は、保育園に遅刻してしまった。案の定、園長(石井苗子)に口うるさく注意される。その時、源太(杉本哲太)も息子のカズを連れて遅れてやって来る。源太は「携帯に電話したのに、何故、出ない」と小声で恨み言を言う。李理香は静かに黙殺したが、その様子を同僚の未明(原沙知絵)は見過ごさなかった。
李理香と未明が園児たちを公園で遊んでいると、子供たち目掛けて、1台のバイクが飛び込んできた。運転していたのは施設時代の仲間の民雄(鈴康寛)だった。「連絡を寄越さないのは、新しい人生に傷がつくからか」と睨みつける民雄に対して「くさらないで頑張って」と言う李理香だったが、民雄は「昔のことを覚えているか」と畳み掛ける。施設時代に園長から酷い仕置きを受けたりしていた民雄や李理香は「大人になったら絶対社会に復讐しよう」と決めていたのだ。
民雄は続ける。「忘れるな、社会を許すな」。
夜、李理香はいつもの場所で歌っている。そこへ、中也(伊藤英明)がやって来た。
「孤独な者同士、一緒にやろう」と言う中也に、李理香はあいかわらず憎まれ口をたたくだけだった。
部屋に戻ると基次郎からの手紙が来ていた。それには李理香を諭す内容が書かれていた。
李理香の様子を窺いに保育園に民雄がきた。それを見つけた園長は追い返したのが、未明が民雄が李理香の知り合いであることを倫子に知らせていた・・・。未明はその日、李理香を食事に誘い、「楽しくやろうよ」と励ますのだった。
そこで李理香と未明は源太の一家と出くわしてしまう・・・。

李理香(菅野美穂)が、基次郎(江口洋介)に手紙を書こうとした矢先、深夜にもかかわらず、源太(杉本哲太)が突然アパートを訪ねてきた。が、無理矢理部屋の中に入ろうとする源太を払いのけた。
李理香は、基次郎への手紙に「社会に復讐を開始しようと思います。苦しかった過去を清算するためには、理不尽に咲き誇る“幸福の花”を一つ一つひねりつぶしていくしかないと気がつきました」「そうすることで、私は過去の苦しみと和解することができるのです」と書き記すのだった。 
ある晩、李理香がガード下で、中也(伊藤英明)と一緒になった。顔なじみになった二人はなんとなくいっしょに歌うことに。そして、お互いのことを色々と話す。そして李理香は文通相手としての基次郎の存在を話したりもする。
李理香のアパートの前に李理香と中也がたどりつくと、源太がいた。「そういう恋人がいるのか」からむ源太。「話がある」と李理香の腕をつかんでもみ合いになり、中也が割って入る。その騒ぎに、またアパートの住人が顔を出す。源太は逃げるように去って行った。
翌日、李理香は昴(陣内孝則)に食事に誘われた。そのまま二人はホテルの一室で朝まで過ごしてしまう。李理香は、数万円の食事、数十万円の部屋代を使える人間とそうでない人間の差を痛感しながら「神様って不平等なことをなさる」「李理香の父親になって」と昴の胸に飛び込む。
李理香らが公園の砂場で園児を遊ばせていると、施設時代の仲間・民雄(鈴康寛)がバイクでやって来た。仲間のりさが“復讐として”SMクラブで働いているから会いに行こう、と言う。さらりと断る李理香。民雄は「変わったな」と言い残し、去って行った。
その夜、ガード下で歌い終えた李理香は、中也とつれだって食事をしていると、源太の家族がやって来た。源太と中也は固まってしまう。その場は取り繕ったが、中也は、李理香が、保育園の保育士でしかも園児の父親とつきあっていることを知ることになる。
翌日、李理香は園長(石田苗子)に呼び出された。暴走族の民雄が園児の前に現れるのは、危険であり、それは李理香のせいだ、と園児の母親(真矢みき)が抗議に来たのだ。児童養護施設の仲間だ、と打ち明ける李理香に対し、園児の母は「親の愛情を知らずに育った人間に子供を任せるのは反対でした」となじる。そのことを言いつけたのは、保育士仲間の未明(原沙知絵)だった。未明は「裏切る形になってごめん」と謝るが、李理香は「人間を信じた方が悪い」と独り言を漏らすのだった。
落ち込み、しかし、復讐心は膨らみ続ける李理香は、昴のアトリエを訪ね、また夜を伴にする。
ある日、いつものように李理香がガード下で歌っていると、李理香の前に一人の男が立ち塞がって名刺を寄越してきた・・・。

有名な音楽プロデューサー柿崎(筧利夫)から、いつも路上で歌う「ZOO」をCDにしないかと勧められた李理香(菅野美穂)は、中也(伊藤英明)にその話をした。中也は「それは神様がくれたチャンスだから、思い出のつもりでCD出すのもいいんじゃないか」と勧める。しかし、中也の「スターになれる」という言葉に反応し、「私、やめときます。スターになんかなりたくない」という。
ある日のお昼時、児童養護施設時代の先生・三原(銀粉蝶)から「あなたのお父さんの居所が分かるかもしれない」と電話が入る。
三原が言うには、李理香を施設に預けに来た李理香の父の親戚とやっと連絡が取れ、李理香の父の名は「蓮井昭彦」だとわかる。近くに住んでいるが、妻子もいる、とのこと。「どうする?」という三原の問いに、李理香は「分かりません」としか答えられなかった。
ある日、李理香が街を歩いていると、後ろから、源太(杉本哲太)が、顔色を変えて追ってきた。李理香の姿を見つけ、後を追って来たのだ。源太は「どうして連絡をくれないんだ」と激昂し、抱きしめようとする。李理香はあわてて、腕を振りほどき、住宅街に逃げんだ。追いつかれそうになった時、二人の間に、一台のバイクが割って入った。民雄(鈴康寛)だった。
民雄は「俺の妹に何か用か。妹を苦しめるなら、俺が許さない」と、源太を一蹴する。
李理香を助けた民雄は、李理香に「ろくでもない奴に追いかけられて、俺のこととやかくいえないじゃん。」といいつつ「俺もちゃんと世の中に復讐できるかも知れない」と語る。「馬鹿なまねしないで」という李理香をおいて民雄は去る。
李理香の携帯が鳴った。柿崎からであった。説明を聞いてくれと言う。李理香は、行くと伝えた。
柿崎の勤めるゼブラレコードで顔合わせをする李理香と柿崎。李理香はっきりとプロになる意志のないことを告げる。「私の欲しいものはただ普通の幸せだけ」と言い切り、生い立ちを説明する。柿崎は、理解を示しながらも「その孤独感が今の時代に必要だ」と、なおも未練を残すのだった。
李理香は、基次郎に自分の父親が見つかったことと、CDをださないかと勧められていることを手紙にだす。中也にも。李理香は父親のことを話す。中也は、こっそり見に行けば、と軽く提案する。
後日、李理香は、「蓮井」の住所へ出掛けた李理香だったが・・・。

父親の居場所がわかり、会いにいった李理香(菅野美穂)だったが、父親(串田和美)は新しい家族に囲まれて幸せそうにしていた。それを見た李理香は「感動も喜びも起きなかった。ただ憎しみだけがそこにあった」「置き去りにされる悲しみ。捨てられた者だけに残り続ける憎しみ。捨てないでよ!」と思うのだった。
児童養護施設時代の仲間、民雄(鈴康寛)とりさ(野波麻帆)が、高級車に乗って李理香の前に現れた。SMクラブの女王様をやっているというりさは「もう、あきたから辞めた。今は、社会と自分という存在への復讐の真っ最中。この作戦に加わって欲しかったの」とほほ笑んで言う。民雄もどこか愉快気である。
りさが住む高級マンションにつくと、シャンパンで「俺たちの大作戦に」と乾杯を始める二人を前に不安気な李理香。その大作戦とは、りさが結婚して主婦になること。というのもお客の子供ができたのだが、結婚相手は民雄だと言う。驚く李理香に民雄が説明する。「親のいなかった俺たちが子供を立派に育てることが、俺たちを侮辱した社会への復讐になると考えたんだ。お前が、今日のこの結婚式の証人なんだ」。李理香の目に涙がたまる。3人はグラスを掲げ乾杯する。
部屋に戻ると基次郎(江口洋介)から、久々に手紙が届いていた。「体を壊していて返事が遅れた。父親には会わない方がいい」と全てが許せる時期がくるまで慎重に行動するよう勧めている。すでに父に会ってしまい、父親への憎しみがわいてしまった李理香は虚しく唇を噛み締めるのだった。
保育園では、源太(杉本哲太)の息子カズがしばらく休んでいた。未明からそのことを聞く李理香だっだ。園長(石井苗子)がいうには父親の源太が寝言で「李理香」と呼び続け、妻の静江(黒谷友香)が問い詰めると暴力を奮い、それで、母子して実家に戻ったのだと言う。関係を尋ねる園長に対し、李理香は身に覚えはない、と突っぱねたが、不安は隠せない。
帰宅途中の李理香を車が着けてきた。源太だった。「落ち着いて」とたしなめる李理香に、源太は「好き好きで仕方ない。お前を取る。お前を幸せにできる」と懇願する。が、李理香は「都合のいい幸せですね。触るな!」と怒鳴りつけるのだった。
李理香はその足で昴(陣内孝則)の事務所へ向かった。突然の訪問に、昴は「君の中の天使と悪魔が戦っているところだね。君の心は、三日月のようにぽっかりと人を愛する、人を信じるという気持ちが欠けている。」と断言する。そう聞くや否や、李理香は出て行こうとする。「あせるな。天使と悪魔はいつか和解する」と昴から声を掛けられるがため息をつきながら出ていく李理香だった 。
李理香がガード下に着くと、中也(伊藤英明)が、「悲しいことがあったのか」と見透かすようなことを言う。そこには柿崎プロデューサー(筧利夫)も待っていた。歌い終わると、柿崎が話があると言う。一人では判断がつかないからと中也にも同席を求める李理香だった。保育園に勤めながら「覆面歌手」でデビューすればいい、という提案だった。中也は「お前には、環境の変化、人生の変化が必要かもな」と言う。それを聞いた李理香は「何もしないで何かを待つよりましか」と考え「やります」と宣言する・・・。

李理香(菅野美穂)が歌う「ZOO」のCD化が決まり、覆面歌手「蓮井朱夏」として録音作業をはじめることに。
柿崎プロデューサー(筧利夫)から「印税の関係で、作詞家に連絡が取りたい」といわれた李理香は、「ZOO」の詩を書いた基次郎(江口洋介)に、録音したてのテープを同封しその旨を伝えるのだった。
基次郎から返信が届いた。「久しぶりに明るいニュースで嬉しかった。僕の名はださないでください。詞は君にあげたもの」と喜んでくれてはいるが、「君の孤独がそのCDで癒されますように」と李理香のことを心配している。李理香は基次郎に「会いたい」と願った。
李理香は、保育園の園長室に呼び出された。源太(杉本哲太)の妻・静江(黒谷友香)が、源太と李理香の不倫を確かめに乗り込んできたのだ。しらを切る李理香に根負けし「何か隠している」ととりみだしならが静江は園を飛び出していく。さらに園長(石井苗子)や倫子(深浦加奈子)に問い詰められても、鬼の目で「不倫はしていません」と突っぱねる李理香。
ジャケットどり、ビデオ撮影など、デビューの準備が着々と進む中、李理香の心中は、しかしながらさらに小波が立つように不安定さを増して行く。李理香は、昴(陣内孝則)を訪ねる。しかし、昴をも信じられない李理香は、「人を愛さなくてもいい。自分を憎むのは良くない」という昴の進言を背中に受け、そこすらも立ち去るのだった。街のレコード店には、早々と「覆面シンガー、蓮井朱夏。今世紀最後の大物デビュー」と書かれたポスターと飾られ、「ZOO」が平積みになっている。李理香は、寂しさいっぱいで、息が詰まり、月を見上げて泣いてしまう。
部屋に帰ると基次郎からの手紙が届いていた。「手紙の文字が最近角張っていて気になります。心の苦しみが字や梵鐘に現れていて、とにかく心配です」「CDは聞きました。いい曲だったよ。でも歌う君の心がくすんでみえる。早く、自分を好きになって、世界を許しなさい」と助言している。李理香は、涙がこぼれた。
李理香は自分が育った養護施設を訪ねた。園長(つじ・しんめい)が昔通り、子供を傷めつけている。園長が李理香に気がついた。「まだ虐待を続けているんですか」と詰問する李理香に、園長は「愛の鞭だ。お前のように立派な子供ができる」と、開き直った言い訳をする。李理香は、感情の糸が切れ「どこが立派なんだ。あんたのせいで、人間を信じることができなくなったんだ。あんたのせいで不幸になっていく。その子をいじめないで」と叫んで泣き崩れる。
そんな午後、保育室で未明(原沙知絵)が本当に源太と何もなかったのかと尋ねてきた。「心配だから聞くの」と言う未明に、「また告げ口するんでしょう」とあしらいながら、あなたと木場さんの間に何もなかったことを信じているという未明の言葉に反応した李理香は、「あの人と寝たわ。私、園を辞める」と言い切る。「あの人ではなく、幸せに触れたかった」と説明する李理香に、未明は「幸福に憧れる気持ちはわかるけど行き過ぎだ」という。しかし、李理香は、この言葉にも反応し「幸福の中でぬくぬく生きているあんたに、何が分かると言うの!」言い放つ。
ところが、未明が言う。「私は彼が好きだった。彼と付き合うはずだった。あなたは簡単に寝ちゃえたんでしょうけれど、私にはできない。何年も恋焦がれてきたのに、不幸を装っていながら、あなたは3ヵ月で私の幸せを奪っていったのよ。あなたを一番憎んでいるのは私よ。ひっそりとしか人を愛せない人間がいることを覚えていなさい!」というのだった・・・。
その夜、落ち込む李理香に対し、中也は「痛んだ心をもっている奴の方が説得力がある。がんばるな」と変な激励をしてくれる。その時、昴から連絡が入り、李理香は昴のマンションに向かう。その後を付ける源太。
何もなく、昴のマンションを出て、李理香が部屋の前に来ると、源太が姿を見せた。なんと、そこに静江も現れた・・・。

保育園を辞める決意をした李理香(菅野美穂)は、基次郎(江口洋介)の住む函館を訪れた。だが、基次郎が働いているはずの函館山のロープウエイに基次郎の姿はない。係員に尋ねても、基次郎を知る者はいなかった。「過去10年間に長沢基次郎という人は働いてないねぇ」。年配の職員の返事に、李理香は見知らぬ土地で困惑するしかなかった。李理香は、手紙の差出人住所を頼りに、函館の街に向かった。
やっと「長沢」と表札の掛かった家を見つけた。呼び鈴を鳴らしても誰も出てこない。ポストを探ったら、自分の出した手紙が入っている。「どうして、嘘をついたんですか?」。複雑な気持ちで、基次郎宛ての手紙を書くのだった。
翌朝、再び、基次郎の家を訪ねた。何と、ポストの中の手紙が消えている。誰かが取りに来たのだ。「長沢さんは最近見ないけどねぇ」と通りすがりの老婆も言う。
「基次郎、あなたはいったい誰? あなたはどこにいるの? まるで狐に摘まされたような気持ちです」と李理香は疑問に思いつつ、「約束を破ったせいで、あなたから手紙が届かないような気がします。見てはいけないものを見てしまった、恐怖で心がいっぱい」と手紙を書くが、不安を感じ、函館を訪れた旨を書いた手紙を破り捨ててしまった。
李理香は保育園へ戻った。未明(原沙知絵)が話し掛けてきた。
「本当に辞めるの?」
「ほかに謝罪する手段ないし」と李理香。だが、未明は、珍しく言い返してきた。
「辞めればすむんだ。李理香の考え方って気楽だね。辞めれば責任が取れると思っているんだ。すべて、人のせいにして逃げてきたんじゃない。幸福に見えて、あなたよりもっと苦しみを抱えて生きている人もいるんだから。あなたは甘えているだけ。寂しいから人の玩具をとるわがままな園児並み。人間やめたら?」
未明の強烈な言葉を受けた後、自宅に戻ると、基次郎からの手紙が届いていた。「同僚と飲むビールは最高です・・・」。月を見上げた李理香は「あなたは誰。あなただけを心の支えとして生きてきたのに」。うなだれ震える李理香は、とうとう基次郎に「函館へ行きました。あなたが嘘をついていたことを知りました。もう何も信じることができません」と手紙を出すのだった。
李理香は怨念の固まりのように、父・蓮井明彦(串田和美)の家の前に隠れていた。蓮井が出てくるのを確認すると後をつけた。蓮井の行き先はアンテックショップだった。蓮井はここのオーナーなのだ。扉に「アルバイト募集」とあるのを見て、李理香は「アルバイトしたいんです」と蓮井に声をかける。蓮井は快く応じてくれた。蓮井は、李理香が実の娘であることに気付かなかったが、「リリカ」という名前に記憶をたどる様子を見せ「知り合いの名前と全く同じだ。奇遇だな」という。李理香は「お願いします」と下を向いたまま、冷たい目で床を見つめているのだった。
翌日、李理香は、保育園に辞表を出した。「不倫をしていました」と言うのだった。しかし、園長(石井苗子)は「子供を抱きしめる時のあなたは愛情にあふれていた。不倫して木場家を傷つけたことは厳しく処罰されるべきことですが、あなたはここで自分を投げてはいけません」と励ますのだった。李理香の目から涙があふれた。
門では未明が待ち受けていた。李理香は「未明とは友達になれそうな気がしていた」というのだった。
一方、李理香は、基次郎が函館に存在しなかったことを、中也(伊藤英明)に話した。「なぜ騙したんだろう」と訝る中也に、「何かわけがある」と李理香は弁護してしまう。それに対し中也は「お前の周りには非現実なことばかりある。俺のような現実的な友達が必要だ」とアピールするのだった。
だが、その時、李理香の携帯が鳴った。昴(陣内孝則)からであった。「出るな。自分を変える時だ」と叫ぶ中也を無視して、李理香は電話に出るのだった・・・。

李理香(菅野美穂)は昴(陣内孝則)の事務所にいた。そこに突然、昴の妻・昭子(真矢みき)が夜食をもって訪ねてきた。玄関に脱ぎ置かれた李理香の靴に気づき、「誰がいるの?誰なのよ!」と激昂する昭子の前に姿を現わした李理香。そして「あなたが憎かった。私を苛めるあなたが憎かった」というのだった。
「私がここへ強引に連れ込んだんだ。この人に責任はない」という昴の言い訳など聞こうとせずに、「嘘よ、この泥棒猫があなたをそそのかしたのよ」と李理香を睨み付ける昭子。
李理香は落ち着き払って言った。「そうです。欲しかったんです。葛井さんに優しくされて嬉しかった」と言って、つかみかかろうとする昭子から一瞬の隙で李理香はその場を逃げ出した。
李理香は自分のアパートに戻り郵便受けを開けるが、基次郎からの手紙は来ていない。李理香は涙をこらえ月を見上げるのだった。
覆面歌手・蓮井朱夏こと李理香の歌う「ZOO」は、ヒットチャートを邁進していた。CDは飛ぶように売れていく。
そんな中、李理香は覆面歌手・蓮井朱夏としてラジオに出演した。チャート1位になったのを記念し、1回限りの約束で応じたのだ。李理香は児童養護施設で育ったこと、そこで虐待を受けたこと、そして「ZOO」は自殺しそこねた時に生まれた曲であることなどを淡々と語った。彼女はさらにこう加えた。「愛が欲しかったんです。でも愛が何かわからない。みんなが普通に持っている愛が、私には最初からなかったんですから・・・。」 
李理香が、父親・蓮井明彦(串田和美)のアンティークショップで店番のバイトをしているところに、蓮井が古い鳥かごを抱えて帰って来た。その由来を話す蓮井を見て、李理香の怒りと憎しみが込み上げてきた。
「中の鳥はどうしたのですか?」
「逃げ出してしまったそうだ」と蓮井。
「家族のもとへ帰ったのですか?」
怪訝な思いがしながらも、蓮井は「家族はいないだろう」と答えた。
側に寄った李理香は「まるで私みたい」と言うや否や、鳥かごを奪い、床に叩き付けた。「何をするんだ!?」怒鳴る蓮井に、李理香はうっすらと笑みを浮かべて言った。「お父さん・・・・・・。何故怒るの。怒りたいのは私の方なのに。自分の子を捨てることが出来る悪魔。どうして捨てられたの?鳥篭の方が大切?自分だけ何故幸せなの?何故私だけ不幸なの?」
蓮井は、絶句し、そして李理香は自分の娘だと理解した。「そうだったのか・・・」
蓮井は李理香の方に手を伸ばそうとする。だが、李理香は叫んだ。「触るな!」。そのまま店を飛び出す李理香。蓮井は罪の意識で、その後ろ姿を悲しい表情で見送るしかできなかった。
「あのとき、死んでいればよかった。基次郎、なんで私を助けたの」とさまよい歩く李理香。
アパートに戻ると、未明(原沙知絵)が訪ねてきた。未明は、源太(杉本哲太)をとられたという嫉妬にかられて李理香にひどいことをいってしまったことを謝りにきたのだ。「また友達になって」と未明。
そこへ中也(伊藤和明)がやって来た。中也は、李理香のCDデビューの話しを知らない未明の前で、「印税ががっぱり入ってくるから、保育園では働けないわけだ」と失言する。李理香は結局、蓮井朱夏の秘密を明かすことになったが、「とにかく友達には歌手であることを隠すよな」という中也だった。李理香は、父親に会い、罵倒したことを話した。「スターなんかになりたくないよ。私は普通の幸福が欲しいだけなの・・・・・・」と李理香はつぶやくのだった。
李理香は昴に会いに行った。こういう関係は今日で最後にしたいと伝えるためだった。ホテルの玄関で別れを告げる時、シャッターが鳴った。
後日、テレビのワイドショーや写真週刊誌に「人気歌手・蓮井朱夏と脚本家・葛井昴の密会」が大々的に取り上げられた。柿崎プロデューサー(筧利夫)は、悔しがるが、歌を辞めるつもりはないという李理香の決心に安堵する。
揺れる心のまま部屋に向かう李理香は、郵便受けに基次郎からの手紙がないことを確認し、ため息だけが漏れる。自分も手紙を書いては破るの繰り返しだ。が、その時、父・蓮井が訪ねてきた。「すまなかった・・・」と謝りにきたのだが、「何で捨てたのよ!」と怒鳴り狂う李理香。「お前のことを忘れた日はない」と苦悶する蓮井。李理香は、蓮井の頭に水をぶちまけ、「じゃ、自殺しなさいよ死んで償ってよ。墓につばをかけに行ってあげるから」と、言って飛び出した李理香は、中也が歌う場所までたどり着いたが、そのまま倒れ込んでしまった・・・。

父・蓮井明彦(串田和美)に「死んで償って」と罵声を吐いた後、倒れてしまい昏睡した李理香(菅野美穂)は、病院で目覚めた。そばには中也(伊藤英明)がいる。「いつでも頼って構わない」と優しい言葉をかける中也。そこへ柿崎プロデューサー(筧利夫)、未明(原沙知絵)もやって来た。未明も「本当に心配なの。あなたが壊れちゃうんじゃないかって」と、保育園を抜け出して駆けつけたのだ。「こうやって、お前のこと皆が心配しているんだ。お前は一人じゃないんだ」と中也が言う。小さくうなずく李理香だった。
柿崎は、「テレビ出演が決まった。写真誌に顔が出たこのタイミングできちんとベールを剥ぐのがいいんじゃないか」と言う。最高のミュージシャンを集めるらしい。だが、李理香は、中也と二人で出演することを望んだ。路上の弾き語りが原点にあることに拘ったのだ。中也は困ったが、「お前が心配だからつきあうよ」と承知した。
李理香は、病院から帰る道々、中也に言った。「人を憎む気持ちって苦しいね」。
中也は「憎む気持ちって愛する気持ちと遠くないと思う。強い憎しみの後ろには、同じくらい大きい愛情が隠れているはず」と、はっとするようなことを言う。「お前の重い荷物を半分くらい持ってやりたい」と続ける中也に李理香は「優しいんだね」とほほ笑みかえす。「お前のこと好きみたいなんだ」と中也は告白してしまう。だが、李理香は、「私は人を好きになったり、愛したりってきっと出来ない人間なんだと思う」と、言いつつも、どうしても基次郎(江口洋介)のことが気に懸かる旨も伝える。「そいつ、お前のことだましてたんだぜ」という中也に、李理香は決心したように言った。「会ってくる。会わなければいけないという、使命感があるの」。
アパートに戻ると、外で昴(陣内孝則)の妻・昭子(真矢みき)が待ち受けていた。「泥棒猫」と叫んで李理香を引き摺り倒し、はさみを取り出した。「お前のような悪女は野放しに出来ない。丸坊主にしてやる」。あわやというところで、中也が追いついて来た。「覚えておきなさい」。昭子は捨てぜりふを残して去って行く。心配でたまらない様子の中也である。
そのころ、未明は、保育園に子供を迎えに来た源太(杉本哲太)に話し掛けていた。「私じゃ駄目ですか?私にほほ笑んでくれるのが、嬉しかったんです」。が、源太は不思議な顔をして「思い過ごしじゃないですか。そういう話しは迷惑です」と子供と帰っていった。残された未明は、悔しさと哀れな無力感に、涙が込み上げてくるのだった。
一方、蓮井は、李理香に壊された鳥篭をやっと修理し終えた。李理香に浴びせられた罵声や李理香を捨てなければならなかったころを思い出し、涙を止めることが出来ない。心も虚ろになった蓮井は、鳥篭を持ったまま外へ歩き出した。涙のたまった蓮井には何も見えない。ふらふらと路上に出る蓮井。横断歩道の信号は赤になる。トラックのクラクションが鳴り響く。「自殺して償え」。蓮井には、この李理香の言葉しか聞こえなかった。軋む車輪、衝突音、宙を舞う鳥篭・・・そして再び粉々になる鳥篭・・・。蓮井ははねられた。
そんなことを知るよしもない李理香は、昴からの電話に応えていた。昴は取り乱した妻が、乱暴を働いていないか心配していた。李理香は、無事であることと、函館へ行くことを昴に伝えた。昴は自分も行きたいと言うのだった。
ゼブラレコードでは、再び、写真週刊誌に蓮井朱夏のことがすっぱ抜かれていることで騒ぎになっていた。今度は保育園の保育士時代の不倫話である。テレビ出演も抜かれた。柿崎らは極めて李理香に近い人間に情報提供者がいると睨み、調査を開始した。
病室のベッドでうなされる重体の蓮井は、妻・蓮井妙子(仁科亜季子)に囁いた。「私には別れた妻との間に二人の子供がいる。そのうちの娘が現れた。会って謝りたい。名前は李理香・・・。アルバイトの・・・」。
妙子は李理香の部屋に向かった。
函館行きの用意をしている李理香の部屋のドアがノックされた。妙子である。
「蓮井の妻でございます。蓮井は交通事故で危険な状態です。あなたに会いたいと申しております。事情は分かりませんが、どうか、間に合ううちに顔だけでも見てやってもらえませんか」
李理香は、蓮井に浴びせ掛けた自分の言葉を思い出していた。が、意を決して、妙子とともに病院へいくことにした。
蓮井は集中治療室に運び込まれていた。李理香は、蓮井の手を握った。「李理香です」。蓮井はうっすらと目を開け、「本当にすまなかった・・・・・・」。医者は退室を促したが、李理香はそのままベッドサイドに止まった。
朝日が差し込む病室。蓮井は峠を越した。「あなたのお陰です」と妙子。だが、李理香は「そうでしょうか」と言葉を濁す。李理香は、妙子の視線に耐えられず、そこを静かに去った。
李理香はそのまま函館に向かった。再び基次郎の住所の家を訪れた。相変わらず人のいる気配はない。隣家のベルを鳴らし続けると、やっと女性が現れた。「長沢の文通相手で東京から訪ねて来た」と自己紹介する李理香に対し、家族に連絡を取ってみるから、連絡先を教えろ、と言う。その言葉にすがることにした。
丸一日、連絡は来ず、二日目、電話が鳴った。基次郎の母・杏子(風吹ジュン)であった。杏子は、基次郎と李理香の文通は知っていたおり、李理香は杏子と二人で会うことになった。
李理香は、杏子に「文通は孤独な私にとって、唯一の逃げ場でした。でもなぜ、基次郎はいないのですか」と説明を求める。
杏子は静かに秘密を明かした。
「助けたのは偶然ではありません。基次郎はあなたに会いに行ったのです。」
驚がくする李理香。杏子はさらに意外な事実を伝えるのだった・・・。

李理香(菅野美穂)が函館で基次郎(江口洋介)と衝撃的な対面を果たしたころ、柿崎プロデューサー(筧利夫)は、李理香を探し回っていた。テレビ生出演を控えているのに李理香の行方が分からなくなったからだ。柿崎は、中也(伊藤英明)に李理香の函館行きのことを聞き、李理香を連れ戻してくれることを頼む。「友達だろ」と柿崎から説得されて中也は引き受けることにする。
一方、そのころ昴(陣内孝則)は、旅の準備をしていた。妻の昭子(真矢みき)が言う。「あの女と旅行ですか。あなたは何かを掴んだらそれで満足なのよ。面倒くさいことが嫌いだから人生をぶちこわしたり出来ないの。臆病者よね。あなたの弱さが分かったわ」。だが、絶対に自分のもとに戻ってくると自分のことを慰める一人ただずむ昭子の姿もあった。
「蓮井朱夏」の情報漏れのもとを探っていた柿崎は、公衆電話でしゃべっている未明(原沙知絵)の後ろに立っていた。未明は、誰かに李理香と昴の関係を漏らしている。「どうも君が李理香の情報を漏らしているらしいね」。未明はしらをきりとぼけてその場を去っていった。
そのころ、当の李理香は、基次郎の枕元に立ちすくんでいた。
「久し振りだね、李理香。嘘を謝らなきゃ。」
「基次郎は私の兄さんなの?」
「お前はただ一人の血をわけた妹だ。」
基次郎の母・杏子(風吹ジュン)が説明する。「あの子は、難病の筋萎縮性側索硬化症なんです。原因も治療法もわかっていない病気なんです」。「文通していたのは知っていたけれど、相手があなただってすべてを打ち明けられたのは先週なんです。」「手紙は残るでしょう。匂いや、手触りが伝わってくる。そして手紙だから、あなたとこの長い時間の空白を埋めあうことができるって、思っていたみたい」
検査が終わり、目を覚ました基次郎に李理香は、「基次郎に会えて人間らしく強く生きなきゃいけないことを知った。復讐心が醜い心だというのも知った。もう誰も恨んでも憎んでもいない」と話し掛ける。
ベッドに横たわる基次郎は「せっかく会えたのにこんな調子ですまない。お前がどんなに真っ直ぐで優しい子かよく知ってるよ。だって僕は君の兄だからね」と言う。 
病院の喫茶室に移って、杏子は李理香について知っていることを話してくれた。
「あなたのお母さんは、あなたを生んですぐに亡くなったらしい。お父さんは丁度そのころ、こっちで事業に失敗し、二人の子供は育てられないと基次郎を児童養護施設に預けた。そしてあなただけ東京に連れてもどった。結局お父さんは東京でも事業に失敗して、あなたを親戚夫婦に預けたけれれど、その人達も離婚することになったので、その後、あなたも養護施設に入った・・・。基次郎は、父親の親戚に自分の病のことを話して、あなたの居所を教えてもらったそうです」
李理香は、さらに基次郎に深い感謝の念を抱くのだった。
「基次郎が現れなかったら、私は悪魔のいいなりになって、人間の心を放棄していたかもしれない」
翌日また見舞いに来ることを約束し、ホテルに帰ると、昴が待ち受けていた。函館中のすべてのホテルに電話をかけて探し当てたのだ。李理香は、ことの経緯を説明した。昴は「心配だから来たんだ。私は私なりに必死で生きようとしている今の君がいとしい。もう私の役目がないということが分かったけれど、せめて君に栄養だけは与えて東京に戻りたい」と、ほほ笑む。「君は、お兄さんのそばにいるだけでいいんだ。君は酷い女なんかじゃない。本当は優しい人間なんだ」と昴は優しく言いきるのだった。
翌日、李理香は、再び基次郎のもとを訪ねた。
ロビーに降りると、中也がいた。「なんだかお前が心配でさ、だって友達だから。近所の人にかたっぱしから会って、ここを突き止めた」。
李理香は、基次郎が兄だったことを告げ「東京で待っていてくれたらそれでいいの」と、心配そうな顔をする中也を置いてホテルへ向かった。
ホテルへ戻ると、柿崎からの携帯が鳴った。
「テレビの生出演があるから。明日の夜まで帰って来てくれ」
「大事なことがあるんです」。李理香は迷わず携帯の電源を切ってしまった。そのまま病院へ向かおうしたところ、道の途中で中也が待ち受けていた。
「何かやることがあったら、言ってくれ。この辺でいるから。適当に野宿しているからな」
病室で基次郎を見守っていると、基次郎が目を覚ました。そして、李理香に顔を近ずけて「あの歌どうした?でも歌っている姿を一度でいいから見たかった」。

函館の病院に入院している基次郎(江口洋介)を見舞っている李理香(菅野美穂)は、基次郎の母・杏子(風吹ジュン)と一緒に、看病を続けていた。だが、李理香は、「時間がない」と泣いてしまう。
杏子は「あなたが基次郎のために出来ることは、あなたが幸福になることと基次郎のことを心の中で生かし続けることよ」と諭す。
李理香は号泣した。
病室に戻った李理香に基次郎は、「短い人生だったけど、どんな兄妹より深く尊く付き合えた」と語りかける。基次郎の目からも涙が一筋流れ落ちるのだった。
 李理香が病院の外に出ると、中也(伊藤英明)が待ち受けていた。「兄のためテレビに出るわ」と言う李理香 と一緒に、中也は空港に向かった。
羽田からのリムジンバスの中で李理香の携帯が鳴った。未明(原沙知絵)からだった。未明が言い放つ。「あなたの情報を売ったのは私よ。幸福なくせに、偽物の涙とインチキ孤独で大衆をだますな」
楽器を取りに下北沢に戻る途中、中也は未明と出くわした。「李理香は君を許すだろう。君を取り巻く孤独の砂漠が悪いんだ」と中也。
テレビが始まった。李理香が言う。「私たち兄妹のように、苦しみや孤独や不安を抱えるすべての人に捧げます」。その姿を、基次郎と杏子が病室で見ていた・・・。

蓮井朱夏こと李理香(菅野美穂)が、中也(伊藤英明)とともに初めてテレビ出演し「ZOO」を歌った。函館の病院に入院する基次郎(江口洋介)は、その姿を見つめながら、目を閉じた。そのまま基次郎は死の世界へ旅立った。
歌い終わった李理香は、中也(伊藤英明)を探した。だが中也は黙って帰ったらしい。李理香は、音楽プロデューサーの柿崎(筧利夫)に「中也にお礼をいいたい」といって番組終了後の関係者の打ち上げにも出席せず中也を探しに下北沢へ向かった。李理香は、「幸福は足元にある」という基次郎の言葉を思い出していた。
中也は、いつものガード下で歌っていた。歌い終えた中也に李理香は「色々ありがとう」と礼を言った。中也は自分のためにギターを弾いていたいし、お前にはもっとふさわしいギター奏者がいるといって立ち去ろうとするが、そんな中也に李理香は「私はあなたがいいの」と言う。
その時、李理香の携帯が鳴った。基次郎の母・杏子(風吹ジュン)からであった。基次郎の死の知らせである。李理香の慟哭が夜を引き裂いた。
李理香と中也は、函館で行われた基次郎の葬儀に参列した。そしてそのまま李理香が姿を消した。中也は、函館中を探し回り、やっと佇む李理香を見つけた。
「負けないで生きろ」と言う中也に、「幸福になると兄に約束したから大丈夫。それより、相談にのってもらいたいことがあるの」という李理香。李理香が話しをはじめた。そして、中也も「俺も相談にのってもらいたいことがある」と言う。

遠野李理香(蓮井朱夏):菅野美穂
長沢基次郎:江口洋介
月密中也:伊藤英明
進藤未明:原沙知絵
木場静江:黒谷友香
蓮井明彦:串田和美
蓮井妙子:仁科亜季子
園長:石井苗子
三原先生:銀粉蝶
猪原倫子:深浦加奈子
葛井昭子:真矢みき
柿崎保:筧利夫
木場源太:杉本哲太
長沢杏子:風吹ジュン
葛井昴:陣内孝則

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人志松本のすべらない話
人志松本の酒のツマミになる話
千鳥のクセがスゴいネタGP


【映画】
人間失格 太宰治と3人の女たち
ヘルタースケルター
【ドキュメンタリー】
RIDE ON TIME


【アニメ】
鬼滅の刃
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・ワンピース
ゴールデンカムイ
Re.ゼロから始める異世界生活

感想

「愛をください」という心の叫びが菅野美穂の歌い方にすごく出ている気がする。

「愛をください」って歌う方が嘘がなかった。
愛をあげたいって歌うより、涙が出そうになった。
理屈は今も分からないけど、愛をあげたいじゃない、と思った。
そんな偽善、自分らしくないし、嘘っぽいと思った。
愛をくださいってシャウトする時、愛をあげるぞって世界の声が聞こえてくる」
この辻さんの言葉は今も昔も温かい。
文章って不思議と嘘がつけなくて思ってないことってなかなか書くことができない。
「愛をください」実にいい。
人間には駆け引きなんか必要ない!人間は素直が一番だ!

まとめ

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