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「赤い糸」とは?

2006年7月、携帯小説総合サイト「魔法の図書館」ランキング1位になった小説を原作に2008年ドラマ化。
現代の中高生たちの青春群像劇を描く。
原作の小説はストーリーが過激な部分が多く、ドラマではかなり変更は行われて放送された。

中学2年生の春、芽衣の初めての恋は失恋で終わった・・・。そんなとき、芽衣は静かな優しさを持つアツシと出会う。2人の誕生日は同じ「1992年2月29日」。しかも幼いときにすでに知り合っていたことを知り、運命的なつながりを感じた2人は、次第に惹かれあっていく。

のどかな春の日。
1人の女の子が、舞い降りてくる桜の花びらに手を伸ばしている。
『桜の花びらが地面につく前に3枚つかむことができたら願い事が叶う』
そんなおまじないを信じ、一生懸命花びらをつかもうとしているその少女は竹宮芽衣(南沢奈央)。
そこに現れる篠崎悠哉(矢崎広)。芽衣はひとつ年上の幼なじみの悠哉に恋をしている。幼い頃から姉の春菜(岩田さゆり)と悠哉と芽衣は兄弟のように育ってきた。しかし、いつからか悠哉の存在は、ただの幼なじみのお兄ちゃんから特別な人に変わっていった。この春、春菜が高校に進学し、通学路が別々になったことで、毎朝悠哉との2人きりの時間が増えた。そんな時間が芽衣の恋心を少しずつ膨らませていった。
鈴の森第二中学校ではクラス分けの表が張り出され、生徒たちは新しいクラスメイトとともにそれぞれの教室へと向かっている。芽衣は2年3組。大好きな友達、山岸美亜(岡本玲)と中西優梨(鈴木かすみ)と同じクラスである。そんな中始まる最初のホームルーム。芽衣の隣の席だけ、なぜか空いている。
そこに遅れてやってくる、西野敦史(溝端淳平)。芽衣の隣の席に鞄を置く敦史。その拍子に鞄の中からチョコレートの箱がポトリと落ちる。それを拾った芽衣にぎこちなく「…どうも」と返す敦史。
ある日、芽衣は悠哉から呼び出され、ドキドキしながら地元の神社に向かうが…。

悠哉(矢崎広)が好きなのは姉の春菜(岩田さゆり)だと知った芽衣(南沢奈央)。しかし、悠哉に嫌われたくない芽衣は、つい本当の気持ちとはウラハラに、悠哉の恋を応援することを約束してしまう。
ある日、敦史(溝端淳平)は、森崎(小木茂光)とともに母・夏実(山本未來)が入院している医療センターに見舞いに行く。夏実は薬物依存症で、薬を断ち切るために入院していた。夏実はだいぶ落ち着いた様子で、早く退院したいとせがむのだが…。
同じ頃、陸(木村了)は実家の定食屋の前で携帯電話を拾う。すぐに持ち主から電話がかかってきて、取りに来るというのだが、店にやってきたのは、ゴスロリファッションとメイクの1人の女性だった。その女性は、普段は眼鏡をかけていて、とてもおとなしそうな同じクラスの中川沙良(桜庭ななみ)だった。
悠哉はいよいよ春菜に告白する決意を固めていた。芽衣は、健闘を祈ると心にもないことを言ってしまうのだが、その様子を見ていた敦史は、自分の気持ちに嘘をついてまでいい子でいる芽衣がわからないと言う。ある放課後、芽衣は春菜に呼び出される。春菜は、芽衣が悠哉のことを好きなのだと薄々感じとっていた。しかし悠哉に告白され、自分自身にとっても悠哉が特別な存在であることに気付いている。姉として、芽衣が本当に悠哉を好きならば身をひく覚悟で気持ちを確認する春菜。そんな姉の思いやりを感じた芽衣は、精一杯の笑顔で悠哉のことは兄としてしか見ていないと答えてしまう。
翌日、美亜(岡本玲)と優梨(鈴木かすみ)は、失恋をした芽衣をなぐさめようと学校を飛び出す。途中で夏樹(柳下大)と充(田島亮)を捕まえ、さらに敦史までも巻き込んで、駅前のハンバーガー屋に駆け込む芽衣たち。そんな友達の優しさに気持ちが晴れる芽衣。しかしそこには美亜に男をとられたという先輩がいて…。
学校に戻ってきた芽衣たちを待ち構えていたのは担任教師。一斉に校舎に逃げ込む一同。そんな騒動の中、他のメンバーとはぐれ、芽衣と敦史は屋上に逃げ込む。

中学1年の夏。浴衣姿の竹宮芽衣(南沢奈央)と山岸美亜(岡本玲)が連れ立って歩いていると、ケンカをしている中学生男子の集団に出くわす。その中には、たかチャンこと高橋陸(木村了)がいた。ケンカの最中にも関わらず、陸は芽衣の美しさに見惚れてしまう。そして翌日の体育の時間、陸は芽衣が同じ学校の生徒だと知った。この出会いに、陸は運命を感じる。
中学3年生の春。2人は同じ3年1組になった。体育の時間、西野敦史(溝端淳平)と知り合いだった陸は、たちまち藤原夏樹(柳下大)や神谷充(田島亮)と親しくなる。一方、芽衣も新しくクラスに来てポツンとしていた中川沙良(桜庭ななみ)に声をかけ、美亜、中西優梨(鈴木かすみ)らの仲間に迎えた。姉のバスケットの練習に付き合っていたと言う芽衣の見事なシュートを、敦史と陸が見つめる。
文化祭で、3年1組は占いの館を出すことになった。大道具や美術などの代表を決めるくじ引きで敦史が引いたのは占い師に扮する占い番長。芽衣は、大道具番長だ。陸は、占いの館と掛け持ちで、夏樹、充と一緒にバンドを組んでライブ演奏すると言う。沙良は、バンドのダンサーを買って出た様子。陸は、放課後の部活が終わったら自分の家にバンドの特訓を見に来いと芽衣たちを誘う。美亜や優梨は誘いに乗るが、敦史は用事があると断った。
陸の家でバンドの練習が始まる。美亜と優梨もダンサーに加えられてしまう。そんな仲間を笑いながら見ている芽衣。その頃、敦史は薬物依存からの社会復帰を目指してリハビリ中の母、夏実(山本未來)の医療センターを訪ねていた。何度も入退院を繰り返すことを詫び、早く一緒に暮らしたいと言う夏実に、敦史はゆっくり治療すれば良いと話す。
芽衣や敦史たちが、占いの館の準備をしていると、森崎孝道(小木茂光)が差し入れを持ってやってきた。危なっかしい作業をしている子供たちに、道具の使い方を教える森崎。また、森崎は芽衣が口にした運命の赤い糸の話を引き取り、赤い糸伝説を語って聞かせる。図書室に行った芽衣は、千年前の中国に由来を持つ、悲しい赤い糸の話を沙良とともに詳しく知ることになった。
図書室を出ると、沙良が何やらメールを打っている。誰宛かと尋ねる芽衣に、沙良は誰にも告げないことを条件に、自分自身に打っていると答える。日記みたいなものだと続ける沙良に芽衣は、気持ちは分かると同意した。
文化祭が始まった。賑やかな校庭とは裏腹に人気のない校舎裏には、川口ミヤビ(平田薫)と安田愁(若葉竜也)がいた。パンダのアクセサリーを無くしたと言うミヤビを厳しく叱る愁。そこに、他校の女子生徒が来た。愁は女子生徒に別のパンダのアクセサリーを渡して金を受け取っていた。ミヤビが無くしたパンダのアクセサリーは芽衣が拾っていた。芽衣からアクセサリーを受け取り、礼を言ったミヤビは、もし忘れたくなるような嫌なことがあったら自分に相談して、と、意味深な言葉を残して去って行く。
敦史が占い師に扮する占いの館は大盛況。そんな敦史のもとに、聖蓉女子の田所麻美(石橋杏奈)が訪ねてきた。渡り廊下に行くと、麻美は敦史に悲しい出来事を告げる。
教室に戻ると、芽衣が1人でいた。みんな陸たちのバンドを見に行ってしまったのだ。ふと、敦史が芽衣を占うと言い出す。芽衣から生年月日を聞いた敦史は、あることに思い当たって…。

竹宮芽衣(南沢奈央)が、中川沙良(桜庭ななみ)と初めて会ったのは中学2年の時。上級生にゴスロリファッションをからかわれ、いじめられている沙良を芽衣が救ったのだ。
中学3年生でクラスが一緒になり、すぐに沙良は芽衣たちの仲間になった。目下の話題は、間近に迫った長崎への修学旅行。登校してきた芽衣と沙良が下駄箱で靴を履き替えていると、西野敦史(溝端淳平)が声をかけてくる。敦史は、芽衣に話があるようだが、藤原夏樹(柳下大)と神谷充(田島亮)に割り込まれ、言葉を飲み込んでしまう。仲間たちがいる前では、なかなか言い出せない敦史だが、修学旅行中の自由行動日の計画を立てているホームルームの時間、意を決して芽衣に告げる。「もしよかったら、一緒に回らない?」。
下校時の下駄箱で、山岸美亜(岡本玲)や中西優梨(鈴木かすみ)たちが敦史の行動をほめつつも、芽衣をからかっている。と、そこに敦史が来た。気を利かせた美亜たちが去ると、芽衣は敦史に「一緒に回ろう」と答える。
敦史の行動に興味津々なのは女子ばかりではない。下校中の夏樹や充が、高橋陸(木村了)と自分も誰かを誘おうなどと話していると、美亜たちが下駄箱での出来事を報告。みんなで盛り上がるが、陸は…。
芽衣と敦史は、長崎のガイドブックを買って、フードコートでスケジュールの打ち合わせ。敦史が芽衣を家まで送る途中、2人は川口ミヤビ(平田薫)と会う。そこに安田愁(若葉竜也)と、村越浩市(松田賢二)が現れた。村越を見た敦史は、芽衣に行こうと促す。どうやら顔見知りの様子。去ろうとする敦史に、母親の具合を尋ねる村越。だが、敦史は答えなかった。
家の近くまで来ると、芽衣を呼びかける声。買い物帰りの芽衣の母、幸子(渡辺典子)だ。芽衣に紹介されて、敦史が挨拶。すると、敦史の姓名を知った幸子は住まいや、母親の名を問いかける。母は入院していて、名は夏実(山本未來)だと敦史が答えると、幸子は少し動揺した様子。そんな母子を残して、敦史は帰って行った。
修学旅行初日、団体行動で盛り上がる芽衣たち。その夜、風呂上りの芽衣は沙良から孤独だった日々を打ち明けられる。沙良は、そんな孤独から救ってくれた芽衣に感謝していた。芽衣も、沙良に教わったことがあると答えた。
男子部屋では敦史が陸たちとトランプに興じている。そこに、担任の井上隼作(矢柴俊博)が顔を出す。敦史を呼んだ井上は、夏実が怪我をしたと報告。電話した森崎孝道(小木茂光)から、自分がついているから心配ないと言われる敦史だが、芽衣にわけを話し、病院に行くため自由行動が出来なくなったと詫びる。気にしないでと答える芽衣に、敦史はひとつの提案をする。
芽衣と敦史は、秘かにホテルを抜け出した。一足早い自由行動だ。夜のグラバー邸に着くと、敦史は初恋の話を始める。それは、8歳の誕生日に1人の女の子に出会ったことということ。話を聞くうちに、芽衣はその女の子が自分だと気づく。その子を今でも好きで、16歳の誕生日を一緒に過ごしたいと告白する敦史は、芽衣に運命を信じるかと聞く。
ホテルに帰った芽衣を沙良が待っていた。芽衣から敦史との運命的再会を聞いた沙良は、自分のことのように喜び、自分は陸のことが好きだと打ち明けた。
翌朝、1人で出かけようとする芽衣を陸が追いかけてきた。一方、沙良は美亜たちと行動を共にするのだが、陸がドタキャンしたことが気にかかっていた。そんな時、沙良たちは芽衣と陸が一緒にいるところを目撃してしまう。ショックを受けた沙良は…。

竹宮芽衣(南沢奈央)の楽しい思い出となるはずの修学旅行は、暗転した。自由行動の日、一緒に出かける予定だった西野敦史(溝端淳平)が急遽、母の夏実(山本未來)の入院する医療センターに向かったため、芽衣は高橋陸(木村了)と過ごす。そんな2人は、陸に想いを寄せる中川沙良(桜庭ななみ)に目撃された。結果的に、沙良は裏切られたと思い込み、ホテルの屋上から飛び降りてしまう。
一方、敦史を医療センターで迎えた夏実は気まずそう。夏実は、センターを抜け出そうとして交通事故に遭ったのだ。夏実を責めようとする敦史は、太田一平医師(鈴木浩介)に止められる。そして、敦史は太田から、環境を整えるためにも夏実を他のリハビリ施設に入れた方が良いと勧められた。
敦史が神社に帰ると、芽衣の母、幸子(渡辺典子)が来ていた。敦史は幸子から、芽衣とは別れて欲しいと言われてしまう。幸子は、夏実の過去、そして今でも薬物で苦しんでいることを知っていたのだ。
修学旅行から帰った3年1組の生徒たちは、沙良の事故が心配。担任の井上準作(矢柴俊博)は、沙良は一命を取り留めて入院中だが、事故の原因は調査中と生徒をなだめるのが精一杯。クラスには、芽衣と敦史の姿はない。芽衣を心配する山岸美亜(岡本玲)たちも、連絡は取れていなかった。そんな時、神谷充(田島亮)が、芽衣と陸の行動を責める。充は、芽衣をかばう陸とケンカになってしまった。美亜は、1番辛いのは芽衣だと2人のケンカを止める。
敦史は医療センターに行き、幸子から言われたことを夏実に問いただす。だが、夏実は答えようとしない。神社に戻った敦史を、田所麻美(石橋杏奈)が待っていた。夕食を一緒に食べた麻美を敦史が送る。その2人を、芽衣と陸が見てしまう。陸は学校を休んでいる芽衣を呼び出し、悩みを聞こうとしていたのだ。陸は、敦史に声をかけなくて良いのかと尋ねるが、芽衣は大丈夫だと言う。そんな芽衣は、敦史も最近登校していないことを陸に教えられた。しかし、修学旅行以来、芽衣と敦史の連絡は途絶えている。
次の日、芽衣は陸と一緒に久しぶりの登校。美亜たち仲間は、芽衣の復帰を喜ぶのだが、他のクラスメートの視線は冷ややか。沙良の事故の原因、それに関わった芽衣と陸への暗い疑惑が膨らんでいた。
敦史は、夏実をリハビリセンターに移し、自身も引っ越そうと考える。そして、薬物を流していた村越浩市(松田賢二)を訪ね、これ以上夏実には関わらないで欲しいと頼む。すると、村越は思わぬ事を言い出した。それは、幸子から聞いた過去の事実を裏付けていた。思い悩む敦史は…。

竹宮芽衣(南沢奈央)や西野敦史(溝端淳平)たちの中学3年生の夏休み最後の日。芽衣の母親・幸子(渡辺典子)は夫の寿久(甲本雅裕)に、娘に14年前の真実を打ち明けようと相談する。しかし、寿久は反対。2人が押し問答していると芽衣が現れたため話は中断。
芽衣の部屋に、残った宿題を片付けるため山岸美亜(岡本玲)と中西優梨(鈴木かすみ)が来た。ナツこと藤原夏樹(柳下大)と図書館に行ったと言う優梨を羨ましがる美亜。だが、芽衣は中川沙良(桜庭ななみ)のことが気になる。さらに芽衣は修学旅行以来、敦史に会えないどころか、連絡もつかずにいた。そんな芽衣の携帯電話に”人殺し”などと書かれた差出人不明のメールが届きだす。
その頃、敦史はリハビリ施設に移る母・夏実(山本未來)に付いて行くため、マンションの部屋を片付けていた。その時、敦史は整理中の荷物の中に、アルバムを見つける。中には、幼い敦史と並んで眠る赤ちゃんの写真。裏には”敦史1歳、芽衣ちゃんと”と書かれていた。
翌朝、芽衣は大叶神社に立ち寄ってから学校に向かう。神社で森崎孝道(小木茂光)に会った芽衣は、敦史の近況を尋ねる。森崎は、神社に敦史が来たら連絡するように伝えると答えた。学校に着いた芽衣には、嫌がらせが始まる。上履きが汚されてゴミ箱に捨てられていた。また、担任の井上隼作(矢柴俊博)は沙良が退院したと生徒たちに報告。だが、このまま大阪の学校に転校すると言う。
帰り道、芽衣と美亜、優梨、高橋陸(木村了)は沙良の家に寄る事に。家に着くと、沙良が玄関から出てきた。芽衣は、修学旅行での出来事を謝ろうとするのだが、沙良には通じない。なんと、沙良は事故の後遺症で記憶を失っていたのだ。芽衣たちは、沙良の母親から娘のことは忘れて欲しいと言われてしまう。帰り道、美亜たちと別れて1人になった芽衣を、陸が追って来た。芽衣は、沙良が記憶を失ったことを悲しんで涙を流す。
夕方、神社に来た敦史に、森崎は芽衣のことを伝える。そして森崎は、芽衣に何も告げずにいなくなるつもりかと、敦史を諭した。
次の日、芽衣と春菜(岩田さゆり)を学校に送り出した幸子を敦史が訪ねてきた。敦史は自分が転校することを告げ、夏実が持っていた写真を示して過去の出来事を問う。すると幸子は、自分と芽衣のつながり、本当の母親のことなど真実を語った。敦史は過去の真実を知って、自分の芽衣への気持ちを正直に幸子に話す。その上で、ある決意も口にした。
引越し前夜。敦史は、芽衣を呼び出した。久しぶりの連絡に慌てて飛び出ると、家の前に敦史がいる。連絡がなかったことを心配する芽衣に、敦史は…。

竹宮芽衣(南沢奈央)たちの中学校、入学式の時。派手な金髪で、ヘッドホンをしたままホームルームを受けた山岸美亜(岡本玲)は、生徒指導室に呼び出される。そこには、ミツこと神谷充(田島亮)も呼び出されていた。ふてくされた態度の美亜に怒る学年主任を、充が上手くなだめて、2人は反省文だけの処分になる。充は、美亜との出会いが衝撃的だと喜んでいた。
クラスに戻った美亜を芽衣が待っていた。芽衣は、新入生ガイダンスの場所が変更になったことを美亜に教える。2人は互いに自己紹介。これが、芽衣と美亜が友人になるきっかけだった。
3年生になった芽衣たちには高校受験日が迫っていた。仲間たちは、大叶神社で待ち合わせて絵馬を書いて神頼み。それぞれが絵馬を見せ合うのだが、たかチャンこと高橋陸(木村了)は見せようとしない。と、そこに森崎孝道(小木茂光)が来た。絵馬で願掛けする芽衣たちを良い心がけだと褒めた森崎は、自身も西野敦史(溝端淳平)にお守りとお札を送ったと言う。久しぶりに敦史の話を聞いた仲間たちは、元気でいるのかなど、ひとしきり話題となる。だが、芽衣はその話に加わらなかった。
昼休み、美亜は中西優梨(鈴木かすみ)の制止を聞かず、何も言わずに去った敦史を責める。すると、芽衣は敦史が引っ越す日に会いに行ったことを話し始めた。前日、敦史から別れを告げられたため、もう1度話しに行ったと言う芽衣は、そこで田所麻美(石橋杏奈)を見てしまう。他に好きな子が出来たのだと理解した芽衣は、敦史とは本当に終わったと美亜たちに話した。
帰り道、芽衣は陸に誘われる。陸は、芽衣と同じ高校に受かったら付き合って欲しいと告白。戸惑う芽衣だが、陸の告白を受け入れた。
入試を終えた芽衣たちは、合格発表の前に卒業式を迎えた。式が終わると芽衣たちはそれぞれの肉親の元へ。だが、美亜だけはポツンと1人でいる。芽衣が行くと、美亜は家庭の事情を話す。そして、芽衣と別れたくないと続けた。芽衣は、卒業しても自分たちの関係は変わらないと美亜を勇気付けた。
合格発表日。芽衣と美亜は、そろって桜川高校に合格。だが、陸は願いも虚しく不合格。そんな陸だが、芽衣は交際することに。喜ぶ陸は、一緒に夜間高校に行こうなどと言い出す。さすがに断る芽衣だったが…。
高校生活が始まると、芽衣は陸の授業前に毎日会うことを約束。美亜も充と付き合い始めていた。芽衣と陸は、約束通りに同じ時間に会い続ける日々となる。だが、そんな時、敦史が地元に帰ってきていることが発覚。芽衣の敦史への心残りを疑う陸は…。

竹宮芽衣(南沢奈央)は、高橋陸(木村了)と交際をはじめ、昼間の高校に通う芽衣は、陸の夜間高校の授業が始まる前に毎日会うことを約束する。しかしある日、芽衣は毎日会うのは止めないかと陸に提案する。しかし、逆に頬を叩かれてしまった。家に帰ってきた芽衣の様子がおかしいことに、姉の春菜(岩田さゆり)が気づく。春菜の問いかけに、友人のことと前置きして陸の暴力を話す芽衣。春菜は、そんな彼氏は最低だと非難する。
一方、西野敦史(溝端淳平)は母・夏実(山本未來)のリハビリが順調であることを以前、世話になった太田一平医師(鈴木浩介)に話した。太田は、依存症を治すのは時間がかかると説明し、まだまだこれからだと敦史を諭す。
登校した芽衣が陸からの謝罪メールを読んでいると、泣きそうな顔をした山岸美亜(岡本玲)が来た。美亜は、神谷充(田島亮)と別れたと言う。何でも、充が他に好きな人が出来たとか。始業のチャイムが鳴ったので、芽衣は美亜に詳しい話は後で聞くと教室に向かった。
放課後、芽衣は美亜の話を聞くので今日は会えないと陸にメール。だが、陸も大事な話があると返信してくる。そこで、いつものように会いに行くと陸の大事な話とは、日曜の予定だった。そんな陸に、芽衣は明日こそは美亜と会いたいと告げる。すると陸は、芽衣を突き飛ばして暴れだしてしまった。
その頃、美亜は充とハンバーガー店で会っていた。きちんと会って、別れる理由を告げたかったと言う充は、美亜を彼女として好きではないと打ち明ける。自分もそうと、明るく返したものの美亜の心は張り裂けそう。店を出て1人になった美亜には、今日は会えないとの芽衣からのメールが届く。そんな美亜に、川口ミヤビ(平田薫)が声をかけてきた。ミヤビに誘われた美亜は、村越浩市(松田賢二)のいる怪しい店に連れて行かれる。
次の日、美亜は学校を休んだ。美亜と連絡が取れない芽衣は、藤原夏樹(柳下大)や中西優梨(鈴木かすみ)に相談。仲間たちは、ハンバーガー店に集まる。そこに、敦史が田所麻美(石橋杏奈)と一緒に現れた。中学時代の友人を心配する仲間たちを麻美が羨ましがっていると、芽衣が来た。しかし、2人に会話はない。
翌日、芽衣は友人から美亜が評判の悪い安田愁(若葉竜也)と一緒だったらしいと聞く。放課後、芽衣は陸との約束も忘れて美亜を探す。
最初に美亜を見つけたのは敦史。ミヤビたちと一緒にいた美亜から話しかけてきたのだ。敦史は、美亜の不安定な様子とミヤビたちの存在に、すぐさま薬物の使用を疑う。そこに芽衣も現れた。敦史と芽衣が美亜を説得し、美亜は、もう薬物はやらないと言うのだが、敦史はどうせまたやってしまうと厳しい。そこに陸が来た。陸は芽衣の事情も聞かずに殴りつける。帰りかけた敦史が、陸の声を聞いて引き止めに戻って来た。敦史には関係ないと言う陸。すると芽衣も…。
うなだれて帰る敦史に、麻美が接近。何があっても敦史の気持ちを分かってあげられると言う。そして、麻美は敦史を後ろから抱きしめた。
芽衣に暴力を振るってしまい、自己嫌悪に陥った陸を芽衣が訪ねて来た。自分を信じて欲しいと訴える芽衣に、陸は目が覚める。そして、去って行く芽衣に大叶神社の祭りに来るようにと誘った。
祭りの日、陸は神社で敦史と会っていた。陸は、なぜ芽衣と別れたのかと敦史に聞く。そして、芽衣を幸せに出来るのは自分ではないと言って、陸は立ち去った。神社には、陸に呼ばれた芽衣も来ていて…。

竹宮芽衣(南沢奈央)たちは高橋陸(木村了)の葬儀に出席した。そこで芽衣は、陸が事故の直前に西野敦史(溝端淳平)に言ったことを訪ねる。それに対して敦史は、陸は自分と芽衣のことを最後まで気にかけていたと答えた。
それから6カ月後。芽衣と敦史の誕生日、2月29日が近づいてきた。山岸美亜(岡本玲)は、芽衣に中学の頃の仲間たちと集まって盛り上がろうと話す。一方敦史は、大叶神社で田所麻美(石橋杏奈)と節分祭を手伝っていた。すると、陸の父親、忠明(林和義)が来て、古札返納所にいた敦史に包みを渡す。中には、陸が書いた絵馬が入っていた。麻美が、敦史に陸のことを聞くと、敦史は、陸が芽衣と付き合っていたこと、そして事故前に最後に会ったのが自分だったことを教える。また、その時に陸が、芽衣と敦史が見えない何かで繋がっているのではと思っていたことも…。
麻美は、学校で中西優梨(鈴木かすみ)にも芽衣と陸のことを尋ねる。そこで、麻美は芽衣の誕生日が2月29日だと知る。そして麻美は、下校途中の芽衣に会う。麻美は芽衣と敦史の誕生日が同じだとしても、自分と敦史は運命で結ばれていると言う。そんな麻美に芽衣は、敦史とのことは終わったことだと告げた。
リハビリが終わったと帰ってきた夏実(山本未來)は、敦史の誕生日を祝うことを約束。そして夏実が公園にいると、幸子(渡辺典子)が話しかけてきた。幸子は、自分が別れさせてしまった芽衣と敦史のためにも15年前の真実を教えて欲しいと頼むが、夏実は答えずに去ってしまう。動揺した夏実に声をかけたのは村越浩市(松田賢二)だった。
麻美は、芽衣に会ったことを敦史に話す。そして、麻美は敦史とずっと一緒にいたいと再び告白し、誕生日を麻美と過ごすことを約束する。
2月29日、芽衣と敦史の誕生日。芽衣は、美亜たち中学の仲間と陸の墓参りに行く。そこで芽衣は、あの日、陸が残した留守電の内容を話す。中学の頃のような普通の関係に戻ろうとの陸の留守電に、もっと何か出来たのではと考えてしまうと言う芽衣。美亜たちは、陸は自分たちの心の中で生きていると告げる。
その頃、敦史は夏実のいたリハビリセンターからの電話を受けていた。その電話で敦史は夏実のリハビリが終了していなかったことを知る。パートで働いていたスーパーも辞めていた。もしやと思い、敦史は村越の店へと向かう。
一方、芽衣が家に帰ると幸子と寿久(甲本雅裕)が言い争っている。春菜(岩田さゆり)も帰ってくると、幸子は姉妹を呼んだ。そして、幸子は寿久との離婚を切り出す。さらに、幸子は芽衣の出生の事実も話し始めた。
誕生日に両親の離婚と出生の真実を知った芽衣。薬物から抜け出せない夏実にショックを受けた敦史。傷ついた2人の足は、自然とある場所へと向かっていた。
その頃、敦史の誕生日を一緒に過ごす約束をしていた麻美は…。

16歳の誕生日、つかの間の再会を果たした竹宮芽衣(南沢奈央)と西野敦史(溝端淳平)は悲しい別れを決意した。その日、芽衣は自分の隠されていた出生の秘密を知り、敦史は自分を待っていた田所麻美(石橋杏奈)のリストカットという厳しい現実も突きつけられた。そして、芽衣には中川沙良(桜庭ななみ)から誕生日を祝うメールが届いていて…。
新学期が始まると、芽衣は山岸美亜(岡本玲)に沙良からのメールの話をする。美亜は、沙良の失くした記憶が戻ったのではないかと推測。そんな2人に、中西優梨(鈴木かすみ)が藤原夏樹(柳下大)との間に子供が出来たと告白。妊娠4カ月と知った芽衣と美亜は、夏樹に話したのかと聞くが、優梨はためらっている。
一方、敦史は一命を取り留めた麻美とずっと一緒にいることを約束。敦史は、自分が麻美を不安にしたと責任を感じていた。そのため敦史は、母の夏実(山本未來)も世話になっていた太田一平医師(鈴木浩介)のカウンセリングを受ける麻美に付き添う。そこで、敦史は夏実のことを太田に相談。夏実が家に引きこもっていると聞いた太田は、注意して見守るようにと敦史に告げる。その夏実は、敦史と芽衣が別れることになったのは自分のせいだと考え始めていた。
両親が別れたため、芽衣と春菜(岩田さゆり)は、芽衣は母の幸子(渡辺典子)、春菜は父の寿久(甲本雅裕)と別々に暮らしていた。芽衣から”出会ったことには意味がある”と言われながら敦史と別れたと聞いた春菜は、自分たち姉妹の境遇と似ていると話す。
優梨は、夏樹と話すことを決意して会うのだが、妊娠はしていなかったとウソをついてしまう。その言葉に、ホッとしたと喜ぶ夏樹。そんな夏樹の答えを聞いた優梨は、夏樹は自分のことしか考えていないと言い、走り去る。優梨のただならぬ様子に、夏樹は彼女の妊娠に気づく。
そんな2人を見ていた敦史は、夏樹の考えを肯定しながらも、産まれてくる子供は親を選べないと突きつける。
その頃、優梨は芽衣のもとに行き、病院へ付いてきて欲しいと頼む。産んでも後悔すると言う優梨に、芽衣は夏樹ときちんと話し合って決めた方が良いと促した。そして芽衣は、美亜と一緒に夏樹に会いに行くことに。そんな2人が公園を歩いていると川口ミヤビ(平田薫)が安田愁(若葉竜也)と、数人の若者たち相手に薬物取引をしているところに出くわす。美亜は、ミヤビを呼んで止めるようにと説得。しかし、ミヤビは、愁たちは仲間だと譲らない。その時、愁たちに警官が躍り掛かかった。散り散りに逃げる愁たち。芽衣と美亜も、ミヤビと一緒に逃げ出した。
同じ頃、敦史は家から姿を消した夏実を探していた。森崎孝道(小木茂光)に援助を求めた敦史は、村越浩市(松田賢二)の店に行く。と、そこには逃げてきた芽衣と美亜がいた。敦史の問いに、村越は夏実はいないと言う。仕方なく、芽衣たちを連れて店を出ようとすると…。

竹宮芽衣(南沢奈央)は、村越浩市(松田賢二)の店で西野敦史(溝端淳平)の母、夏実(山本未來)から突然、謝罪された。夏実は、16年前に芽衣の実の母、石川マチ子(山口紗弥加)が死んだのは自分のせいだと言う。芽衣はこの告白に戸惑う。すると、村越が芽衣と敦史の関係をやゆし始めた。同行していた森崎孝道(小木茂光)が村越を制止、芽衣、川岸美亜(岡本玲)に帰るよう促す。敦史は、森崎とともに夏実を病院に連れて行く。
家に帰った芽衣は、幸子(渡辺典子)に夏実に言われたことを話し、なぜマチ子が死ななければならなかったのかと尋ねる。幸子は、夏実が薬物依存症でずっと苦しんでいることを教え、一通の封筒を芽衣に渡した。それは、16歳になった芽衣へと、実の父、春生(浜田学)が書き遺したもの。その春生は、すでに病気で他界していた。
春生の手紙には、マチ子や夏実との出会い、そして村越との再会が綴られていた。夏実と出会ったことで、薬物所持で逮捕され、その結果、マチ子を亡くしたことの経緯も書かれていた。同じ頃、夏実に付き添って病院にいた敦史も、森崎から過去の詳しい事情を聞かされていた。
田所麻美(石橋杏奈)は、カウンセリングを受けている太田一平医師(鈴木浩介)に敦史が心配だと相談する。太田の敦史はどんな存在かとの問いに、一番大切な人と答える麻美。太田は、そんな人に何をしてあげられるかを考えてみようと促した。敦史に会った麻美は、神社に中川沙良(桜庭ななみ)が訪ねて来たことを教える。
芽衣と敦史以外の仲間たちも、それぞれに転機が訪れていた。藤原夏樹(柳下大)と中西優梨(鈴木かすみ)は、覚悟を決めて産婦人科へ。美亜は、川口ミヤビ(平田薫)を安田愁(若葉竜也)のグループから抜けさせようとする。
そして、芽衣たちは夏樹と優梨に呼ばれて、いつものハンバーガー店に集まった。夏樹は、優梨と自分の子供に関しての決意を語る。店を出る時、敦史は村越の店での一件を芽衣に詫びる。そうして、仲間たちはそれぞれの帰途につく。
家に向かう芽衣の携帯電話がメールを着信。沙良からだった。一方、敦史は、森崎から神社に届いていたという荷物を渡される。包みの差出人は沙良、中には彼女が使っていた携帯電話が入っていた。添えられていた手紙には、携帯電話の「明日の私へ」というメールフォルダを読んで欲しいと書かれていた。
メールを読んだ芽衣は、鈴の森第二中学校で沙良と会う。記憶が戻ったのだと思い詫びる芽衣を制した沙良は、中学生時代の思い出を話し始めた。沙良は、記憶は戻っていないが、携帯電話に自分が送っていた「明日の私へ」というメールフォルダを読んで自分の過去を知ったと言う。そして、なぜ敦史と別れてしまったのかと沙良は問うのだった。
数日後、芽衣は夏実の病室を訪ねる。夏実の過去の贖罪を、自分は不幸ではなかったと否定する芽衣は、敦史への想いを話し始め…。

竹宮芽衣:南沢奈央
西野敦史:溝端淳平
高橋陸:木村了
山岸美亜:岡本玲
田所麻美:石橋杏奈
中川沙良:桜庭ななみ
藤原夏樹:柳下大
中西優梨:鈴木かすみ
神谷充:田島亮
竹宮春菜:岩田さゆり
篠崎悠哉:矢崎広
川口ミヤビ:平田薫
安田愁:若葉竜也
コータ:山田ジルソン
ユリ:中村朝佳
アイちん:米村美咲
由希:池田愛
のぞみ:柊瑠美
井上隼作:矢柴俊博
高橋忠明:林和義
石川春生:浜田学
石川マチ子:山口紗弥加
太田医師:鈴木浩介
村越浩市:松田賢二
西野夏実:山本未來
森崎孝道:小木茂光
竹宮寿久:甲本雅裕
竹宮幸子:渡辺典子

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感想

このドラマで初めてこんな重い恋愛ものの作品を見たのでひたすら驚きあかりだったけど、南沢奈央ちゃんは可愛くて溝端淳平君はイケメンすぎて本当に純愛だった。

この作品はかなり重い内容で複雑なストーリーになっているので、ドラマ化されるにあたって賛否両論はあるだろうなと思うけど私は大好きなドラマ!
こんな純愛がシンプルにうらやましいなと思う。

ドラマ放送中は小学生でドラマを見ることができなかったので本を読んでいて、やっとドラマを見た時には原作の方が過激だったことに驚いた。
本を読んでいたからこそ思い出があり盛りだくさんの内容を理解できたのだと思う。
限られた数の中で話を納めなければいけないからこそ、その間に月日が経って色んな出来事があったと内容が多く感じてしまう理由にはなると思うけど、その分たくさん考えさせられていいと思った。

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